

『日々木』の室内は、DM外断熱構法によって、床から小屋裏空間まで室内温度がほぼ一定となるので、冬でも小型のファンヒーターひとつで家中の暖房が可能です。
また、木が蓄熱効果を発揮するため、床・壁の輻射熱により床暖房がなくても快適に過ごせます。
夏は、無垢の床の調湿作用により、素足の湿気も吸収され、さらっと感のある心地良い空間となります。

DM外断熱構法は、構造材の外側に貼り付けた30mm厘の無垢板を、さらに40mm厘の発砲ポリスチレン断熱パネルですっぽりと覆う外断熱方式です。
内断熱では、構造材と断熱材の隙間から入り込んだ湿気が断熱性能を低下させるのに対し、DM外断熱構法は、基礎から壁、屋根にいたるまで、住まい全体をまるごと隙間なく断熱パネルで包み込んでいるので、室内の熱は逃げず、屋外の熱も寄せつけません。
屋根断熱を施したDM外断熱構法では、小屋裏空間も心地良い空間となります。

DM外断熱構法は、構造材の外側に打ち付けたアカマツの無垢板が、そのまま内装材となりますので、壁内空間というものが存在しません。
当然、壁内の結露が皆無ですから、ダニ・カビなどによるアレルギー疾患を緩和できる健やかな環境が実現します。
床下に24時間換気システム『澄家(すみか)』を標準で設置。
これは、外気を、花粉や候を取り除いたクリーンな空気に変え床下に採り込み、地熱で暖めたり、冷やしたりした後、室内に送り込むエネルギー消費の少ない換気システムです。
換気ダクトに透湿機能を付与することによって床下で熱と冷気を交換します。
更は床下除湿、冬は床下加湿で健康な環境を維持します。

『日々木』の室内では、筋交いや間柱も存在しませんので、そのぶん、空間を広く使えます。
通常の外断熱工法と比べて床面積は13%も増加。
また、上部空間は、吊り天井のない屋根裏。
容積で従来の40%増を実現しました。

『日々木』は、柱や梁など、構造躯体の軸となる構造材すべてに集成材を使用しています。
この集成材は、最大荷重、曲げ強度ともに一般木材の約1.5倍の強さを持つ、工学的に性能が計算・評価・保証された木材製品です。
反りに強く、たわみにくいため、地震や台風の際に優れた強さを発揮します。

『日々木』の構造躯体は、集成材を高強度なフレーム金物によって接合する、メタルジョイント工法で形成されています。
接合部の部位に応じて適切な金物を施し、強度の高い構造材同士をがっちりと緊縮して、驚異の耐久性、耐震性を実現します。
『日々木』では、その接合部も部屋の中でご確認いただけます。

構造計算に不可欠な壁強度に関しては、独自に開発した壁倍率3.0の耐力壁パネル(DMパネル)を外・内壁にバランスよく配置することで、永年にわたる高耐選性を確保しました。
この耐力量パネルは(財)日本建築総合試験所にて筋交いの2倍の強度を実証し、国土交通雀の大臣認定を取得しています。
『日々木』は、独自の耐力壁パネルで優れた耐震性を発揮するため、柱と柱の間には筋交いも間柱も必要ありません。
加えて、屋根から壁まで、構造材の外側から厚さ30mmの無垢板を直接打ち付けたことにより、外力を壁全体でゆるやかに吸収・分散するので、さらに高い強度が実現します。

『日々木』では、筋交いや間性を必要としないため、内装下地材は施していません。
つまり、構造躯体を形成している集成材や耐力壁パネル、壁・天井・床に貼り付けた30mm厚の無垢板が、そのまま表し状態になっている住まいです。
これにより、家の構造躯体をいつでも部屋の中からチェックできるので、もし、問題が生じたとしても、補修やメンテナンスがカンタンに行えます。

近年、住宅の工業化、規格化の波により、職人たちの技が息づく家が少なくなりました。
しかし、『日々木』は、一棟一棟、すべてのプロセスを、職人たちが精魂込めて創り上げていく住まいです。
彼らの確かな技術から生まれる手づくりの味わいが、きっと、住む人の愛着と誇りを育んでいくことでしょう。



木の質感、風合い、香りは人の心にあたたかさと心地よい安心感を与えてくれます。そんな人間の五感に響く優しい木には、まだいろんな性質があります。
空気が乾くと木に含まれた水分を放出、湿ると吸収し、室内の湿度バランスをとる湿度調節機能。湿度の高い8畳の洋間の壁に厚さ1cm以上のヒノキを張ると一升瓶3本ぐらいの水を吸収する程の吸収性を持っています。
木は人間にとって快適生活を送る大切なものであり、高温多湿な日本にとって最も適した家の素材と言えるでしょう。
「木は優れもの」です。木の床を素足で歩いて、気持ちよさを実感してください。